借地権とは

ここでは、借地なる権利が何かということをお話しして行きます。 借地なる権利を漠然と理解している人たちもまだまだ多くいるのでしょうけど、ここには新しい法律と、古い法律があり、更に何が何だか判らないことになっているのではないでしょうか。

平成4年(1992年)には、大正10年(1921年)から71年間続いてきた借地借家法があった訳ですが、ここへ来て改正される方向へと向かうことになります。旧借地の法律は、大まかに言えば、借地人の権利がとても強く、地主さんにとって不利とも思える内容の法律だったのです。バブル期には、地代が跳ね上がり、地主さんの、反発を大きく招くことになりました。

そこで新借地借家法が新しく登場した法律ということになります。ここで設定されたのは、定期借地制度です。定期借地制度とは、契約期間が満了した際に更新することができない借地の権利のことです。

対峙する用語として、普通借地権というものがあります。普通借地の場合では、契約期間が満了した際にも更新ができる権利があります。普通の権利として、最初の契約において20年間、2回目以降では10年ずつで更新されます。この更新において、地主と、借り主との間で、期間を定めることは自由とされていますが、契約が満了になったときには、借り主に、更新の意思があったという時、地主さんは、正当な事由が存在しない限り、自動的契約は更新されることになってしまうのです。

更には、契約が終了した際に借主が建てた建物が残っていた場合、地主さんに買取を請求することができる建物買取請求権があります。更に続けましょう。